これまでのピカピカリンクの参加同意書等の様式は、「閲覧施設が開示側にリクエストをし、開示側の診療情報を参照させてもらうシーン」を想定したつくり(文言)となっていました。

しかしながら、実際には、下記の事例のように、「閲覧施設のリクエストを待たず、開示側で積極的に患者の参加同意を取得して、閲覧施設に診療情報を参照してもらおうとするシーン」も存在しており、これまでの様式では、こうしたシーンには対応ができませんでした。

(事例)
・急性期医療機関からの退院(転院)の際に、患者の参加同意を取得し、患者のケアに関わる回復期病院、クリニック、介護施設等での診療情報の参照を可能とする
・調剤情報自動アップロード機能に対応しているかかりつけ薬局で患者の参加同意を取得し、患者が受診している各医療機関での診療情報(調剤情報)の参照を可能とする

佐賀県診療情報地域連携システム協議会では、6月26日に開催された会合で、上記の事例のようなシーンにも対応できるよう、これまでの様式に加え、「閲覧施設のリクエストを待たず、開示側で積極的に患者の参加同意を取得して、閲覧施設に診療情報を参照してもらおうとするシーン」に対応した様式を新設することが決定されましたので、お知らせいたします。

新しい様式は、ピカピカリンクホームページの「ダウンロード」のページから入手いただけます。